かわぐっちゃんのナースブログ

看護師をしております。日々生活しながら、看護、医療、病院、健康などについて日々思うことをまとめ、こちらに届けさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。

あなたは、大事な人の命、救えますか? #心肺蘇生法 #BLS

こんにちは(゚▽゚)/

かわぐっちゃんのナースブログです。

 

今回は

心肺蘇生法についてです。

こんなこと、書こうか書くまいか迷ったんですが。


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先日、BLSプロバイダーコースの更新に行ってきました。

このコースは心肺蘇生法の一次救命処置にあたります。内容はひたすら胸骨圧迫と呼吸介助。とてもシンプルな技術です。

ところが、このBLSの手技さえも現代の日本の病院においては、ほとんどの医療従事者にいきわたっていません。

 

こんなことを書くと医療従事者の人たちや医療機関からクレームが着てしまうかもしれません。

しかし、これが事実です。

 

アメリカの病院では掃除のおばさん、事務員、リハビリ技師、あらゆる職種の人たちが受けることを義務付けられています。

いわば、アメリカでなんらかの原因で心停止に陥っても、すぐに救命されることになります。

 

ところが、この日本においては、AEDを使用する手順は行きわたっていても、この胸骨圧迫+呼吸介助の技術があまりにも未熟なんです。

さらに、AEDが使えたとしても、AEDによるショックが必要かどうかの解析は致死的不整脈があるかどうかの判断によるもので、心停止を起こしている場合は「ショックは不要です」と解析されてしまいます

しかし、ショックが不要であっても、胸骨圧迫は必要な場合もあるんです。

そのうえ、絶え間ない胸骨圧迫をすることが心肺機能再開につながるだけではなく、その後の社会復帰率にも大きな影響があるんです。

 

ショックのあとには心電図波形が出たとしても、心臓がきちんと拍動してないこともあります。

しかし、日本の医療従事者は電気ショックのあと、決まって心電図を見てしまいます。

 

最も新しいガイドラインでも、電気ショックの後はすぐに胸骨圧迫を再開することを推奨しており、二分間の心肺蘇生実施後改めて評価をすることになっています。


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AEDは、万能ではないんです!

 

この日本のほとんどの病院では(すべての病院でとは言いませんが)なんらかの原因で心停止に陥っても、円滑な心肺蘇生法が行われるかは謎です。

とてつもなく謎です。

 

それは、日本のすべての医療従事者と日本に在住の皆さんが認識しておくべきことだと思います。

 

そして、危機感があまりに低すぎる。

自分の家族、恋人、大事な人に万が一心肺停止が起こった場合、あなたは何かできるだろうか?

病院に運び込まれたら、確実に助けてもらえると信じこんではいないだろうか?

 

一般の方は消防署や赤十字でもなんでもいい。そうした機関で心肺蘇生の講習があるならば定期的に参加してスキルを身に着けた方がいい。

医療従事者の人たちは、最低限BLSを取得するのは義務だと私は思っています。

 

書いてある内容は乱暴かもしれません。

しかし、私は言いたい。
医療に従事するからには、プライドのある仕事をするべきです。


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